カロレックス
特長と構造
・カロレックス15mm及び30mmは、1.4㎡の冷却器を持った100ℓの反応装置に取り付けられます。
・カロレックスチューブはガラスと同様に、鉄のパイプや鋼鉄又はプラスチック容器にも使用出来ます。
・カロレックスは工場や研究室で安全且つ容易に取り扱え、特に爆発に対しても安全です。
・材質:シリコンゴム(赤)/合成ゴム(黒)の2種類。
・熱伝導率(目安)はシリコンゴム(赤)は0.29W/mk、合成ゴム(黒)は0.32W/mkです。
使用方法(巻き付け方)
・カロレックスは装置の周囲に巻いて使用しますが、その巻き方は要求に応じて、チューブの間隔を取りながら緩く巻いても、あるいは密に巻き付けても構いません。
・例として、垂直な装置に巻きつける場合、液体は装置の下部から上部に向かって流れるように接続、従って流出口は上部となります。蒸気を使用する場合の流し方は、液体の場合とは逆に装置の上部から下部に向かって流れるようにします。
・チューブの平らな面を丸い容器に取り付ける場合、耐熱性のある粘着テープを用いてチューブを止めるようにします。
・チューブを加熱のために用いる場合は、目的の温度に達した後、巻きつけてあるチューブを少し伸ばして下さい。
・カロレックスチューブは水又は水蒸気の供給口がどのようなノズルやニップルで出来ていても接続出来ます。
・コネクターで接続する場合は、通常のチューブ用コネクターが使用できます。
・推奨継手サイズ:8mm⇒6Φ用継手、15mm⇒12Φ用継手、30mm⇒20Φ用継手